• ビジョントレーニングスクール

こんにちは!
あっという間に卒業シーズンになりました。
時の流れが早すぎて、焦ってしまうのは私だけでしょうか…苦笑

さて、3月は、子どもにとって大きな変化の月です。

・クラス替え
・先生の変更
・部活やチームの新体制
・卒業や進級

楽しみと同じくらい、見えない不安も抱えています。

ビジョントレーニングを継続されているお子さんは、確実に力が積み上がっています。
だからこそ今月は「さらに伸ばす」ではなく、

“安心して次のステージに立てる状態をつくる”

ことを大切にしたい時期です。


①3月は「視覚」と「感情」が揺れやすい

環境が変わると、次のような変化が出やすくなります。

・視線が落ちる
・姿勢が丸くなる
・ぼーっとする
・イライラが増える

これはやる気の問題ではありません。

視覚は脳の多くを使っています。
環境変化があると視覚処理の負荷が増え、脳は無意識に「守りモード」に入ります。

守りモードとは、不安や緊張が強まりやすい状態です。

そのため、3月は一時的にパフォーマンスが下がることもあります。
それは退化ではなく、自然な適応反応です。


②伸びている子ほど「あえて振り返る」

ぜひお子さんに、今月してほしいことがあります。

それは

「できるようになったことを言葉にする」こと。

・以前よりボールが安定して取れるようになった
・黒板を書き写すスピードが上がった
・姿勢を意識できる時間が増えた
・視線の切り替えが速くなった

能力は、無意識になるとなかなか自信につながりません。

3月はぜひ

「ここまで成長してきたね」

と確認する月にしてください。

自己効力感は、新しい環境に向かう最大の土台になります。


③お子さんへの声かけを”少しだけ”変えてみる

進級前は、ついこう言いたくなります・・・

「新しいクラスも頑張ろうね」
「次はレギュラー狙えるよ」

でも3月は、少し方向を変えてみてください。

おすすめは、結果ではなく“状態”を認める声かけです。

「去年(以前)より勉強が嫌じゃなくなっているよね」
「視線の切り替えが速くなったね」
「体が安定してきたね」

状態を認められると、子どもの脳は安心します。
特に、お母さん・お父さんからの安心は、何よりも挑戦の土台になります。


○心を整えるための視覚アプローチ

1日1分「遠くを見る時間」

窓の外の遠くを30秒眺める
その後、手元を見る

これだけで

・ピント調節機能のリセット
・脳の切り替え
・自律神経の安定

につながります。

春休みはスマホやゲーム時間が増えがちです。
だからこそ「遠くを見る時間」を意識してみてください。


○ 不安が強くなるお子さんに対して出来ること

進級前に

・甘えが増える
・怒りっぽくなる
・やる気が落ちる

こうした変化が出ることもあります。

これは後退ではありません。
脳がエネルギーを温存している状態です。

今は無理に押し上げるよりも、

・生活リズムを整える
・睡眠を優先する
・首まわり~背骨の緊張をゆるめる(寝る前にさすってあげる)

この3つを意識してみてください。

首の緊張が抜けると視野が広がり、原始反射を司る部分への刺激にもなるため、心も落ち着きやすくなります。


まとめ

この3月はぜひ

伸ばすことではなく、”整えること”を意識してみましょう。

・視線の切り替え
・両眼の安定
・姿勢
・遠近調節

そして何より

「ここまで成長しているね」という振り返り。

能力は、確実に積み上がっています。
季節の変わり目に大切なことは、心の安心と自信の土台づくりです。

他人との比較ではなく、過去や昨日までのお子さんとの変化を大切に

ドキドキ・ワクワクの新年度を安心して迎えられるよう
春休みに向けて、一緒に取り組んでいきましょう!

それでは、また!