こんにちは。
今回は、
ビジョントレーニングは、
見る力=視力というイメージを持たれる方も多く
「視力は良くなるんですか?」
というご質問をいただくことがありますので、
こちらの内容についてお伝えさせていただきます。
まずお伝えしたい大切なポイントです。
ビジョントレーニングは、視力を上げることを目的としたものではありません。
当教室での取り組みの中で大切にしているのは、
・目の動かし方
・見たものの捉え方
・体とのバランスや連動
といった、
「見えた情報を上手に使う力」を育てることです。
そのため、
視力検査の数値そのものを良くする、というよりも、
学習や日常・スポーツに取り組む中で、
「見やすくなる」「やりやすくなる」
といった変化を目指しています。
・成長による目の変化(近視・遠視など)
・タブレットや本など、近くを見る時間の増加
・目の使い方のクセや疲れ
・姿勢や体の緊張
・見た情報を処理する力の違い
など、いくつもの要因が重なり合って起こることが多いです。
その中でも、お子さまによく見られるのが
「仮性近視(かせいきんし)」と呼ばれる状態です。
「偽近視」と言われることもあります。
これは、
・近くを見続けることで目のピント調節が緊張し
・一時的に遠くが見えにくくなる状態
で、目の形そのものが変わっているわけではないのが特徴です。
この仮性近視に関しては、
目の使い方やピントの切り替えにアプローチすることで、
見え方が変わる可能性がある
という報告も一部あります。
例えば、
・遠くと近くを見る切り替えの練習
・目の緊張をやわらげる動き
・ピント調節の柔軟性を高めるトレーニング
などによって、
「見えやすくなった」と感じるケースもあります。
一方で、
・すべての視力低下に当てはまるわけではないこと
・目の構造が関わる近視には影響しないこと
・必要に応じて眼科での確認が大切なこと
も、とても重要です。
そのため、
ビジョントレーニング=視力改善とは考えられてはおりませんので
「ビジョントレーニングで視力は良くなるのか?」
といった質問への答えは
「NO」というのが、結論です。
当スクールでは、
「視力の数字」だけではなく
「実際の生活の中での見えやすさ」
を大切にしています。
ビジョントレーニングで見る力を総合的に高めることにより、
・黒板が写しやすくなった
・本を読むのが楽になった
・集団の動きについていきやすくなった
こうした変化が、
お子さまの自信や安心につながると考えています。
お子さまの「見え方」はとても個人差があり、
一人ひとり違います。
だからこそ、
「どれくらい見えるか」だけでなく
「どのように見えているか」
を一緒に見ていくことが大切だと感じています。
これからも、お子さまが安心して過ごし、
少しずつ「できる」が増えていくようサポートしてまいります。
気になることがありましたら、いつでもお気軽にお声がけくださいね。
それでは、また次回^^