• ビジョントレーニングスクール

新年、明けましておめでとうございます。
2025年が始まりましたね。

さて、早速本題に入っていきます。

タイトルにもありますが、
お子さまを指導させていただく中で
”ボディイメージ”がお子さまの自信や
日々の生活にとても影響を与えるものだと
感じています。

ボディイメージとは、

自分の身体に対するイメージや
感じ方のこと。

ビジョントレーニングに取り組む中で
欠かせない要素の一つですが

見た目のことだけでなく
”自分の身体がどのように動くか?”
”どれだけ思い通りに使えるか”

といった感覚も含まれます。

お子さまにとって
ボディイメージは、自己肯定感や
情緒、さらには私生活や対人関係に
まで大きな影響を与える重要な要素です。

またスポーツ活動を行う際には
身体の使い方やパフォーマンスが
ボディイメージに直結し、それが
心の状態にも反映されます。

ボディイメージがどのように
心に影響を与えるのでしょうか?

一つずつお伝えしていきます。

①自己肯定感への影響

例えば、スポーツで思うように
パフォーマンスが発揮できない場合

「自分はダメだ」
「みんなに迷惑をかけている」

といった否定的な感情を抱きやすく
なります。
これは私も過去に経験があるので
よく分かりますが・・・
やはりこの状態が続くと、
気持ちが不安定になったり
無気力に繋がってしまう原因となりなす。

②対人関係への影響

ボディイメージが低く
自分の身体の使い方や
不器用さを感じていると

自分のミスを過剰に気にして
引っ込み思案になったり、
他の子どもと自分を比較し
劣等感を抱きやすくなります。

やはり、このような状況では
スポーツだけでなく、学校生活にも
ネガティブな影響を
与えやすくなります。

そして

意外と見落とされがちですが
このボディイメージに影響を
与える問題の一つに
”視機能”が挙げられます。

①身体感覚のズレ

視機能が低下していると、
目で見た情報と身体の動きが
一致していないことがあります。

例えば、

”ボールを追いかけても
タイミングが合わない”
”距離感を誤ってしまう”など

この経験を繰り返すと

「自分の身体は思い通りに
動かないんだ」
「自分は不器用だ・・・」

と感じ、ボディイメージが
よりネガティブになります。

また、このような状況が
日常的に繰り返されると、

「自分には出来ない」

という意識が強くなり
さらにボディイメージが低下し
自信を失ってしまう
負のサイクルになることも。

ある程度の年齢になると、
他者との比較も出てくるため

「自分だけがミスをする」
「みんなについていけない」

といった感覚から
抜け出すことが難しくなります。

だからこそ


ビジョントレーニングを通し
視機能を向上させ整える


そして


身体感覚を高める動きを
十分に取り入れることが大切で
ボディイメージを正確に高め
お子さまにとってもポジティブな
ボディイメージの形成につながります。

また、レッスンの中では

”少し難しいけどやってみたら
出来ること”

この難易度設定を心がけています。

成功体験を増やし、それを
積み重ねることで
お子さま自身が
自分の身体に対する信頼感を
持てるようになります。

これもボディイメージを
高めポジティブに捉えるために
非常に重要です。

また、比較を避ける

ということも大切だと
感じています。

他者と比較することで
向上心が刺激されることも
あるため、使い分ける必要が
ありますが、

まずは、他のお子さまではなく
”昨日の自分””過去の自分”と
比較し、

「前よりもボールを
追えるようになってるね!」

「前より回数が増えている!」

と前向きな声かけを
意識するとお子さまの表情も
変化するなと感じています。

おわりになりますが

4年近くビジョントレーニングを
通し多くのお子さまの指導を
させていただく中で、

ボディイメージは、お子さまの
心や生活全般に深く影響を
与える重要な要素だと
強く感じています。

視機能を向上させ
整えることは、身体の動きや
スポーツパフォーマンスを
改善するだけでなく、
ポジティブなボディイメージを
育むための第一歩となります。

お子さまが今後も
自分の身体に自信を持ち、
日常生活や学習
スポーツを楽しめるよう、
ビジョントレーナーとして
今年も精進して参ります!

本年もどうぞ宜しくお願い致します!