• ビジョントレーニングスクール

こんにちは!

ここまで毎月様々なテーマを元に
皆さまにお付き合いいただいていますが、

改めて一度・・・

ビジョントレーニングの
ビジョン(視覚機能)ってなに!?

というテーマでお伝えしていきます。

視覚というからには
真っ先に思い浮かぶのは”目”の機能。

視力はもちろんのこと、
その他にも

「ちゃんと見るべきものを
追いかけ続けることは出来てるかな?」

「ピントは素早く切り替えられている?」

「両目のバランスはどうなっている?
片目ばかりで見ていないかな?」

といった”基礎両眼視機能”も

見落とせない大切なビジョン(視覚機能)の一部です。

ビジョン=視覚機能 ということで
インターネットで”視覚機能”と検索すると
以下のように表示されます。

視覚機能とは、

目から入った情報を脳で処理し、
体を動かす能力のこと

ということは、

先ほどの視力や基礎両眼視機能が
いくら整ったとしても、

脳で処理し、体を動かす能力

までもが連動していないと
視覚機能の向上とは言えないのです。

ビジョントレーニングの印象を
皆さんにお聞きすると、

「目が良くなる?」というお声を
沢山いただきます。

その背景には

正しく見て→正しく理解して→全身を使って反応する

この全てにアプローチすることが
とてもとても大切なのです。

目の筋肉さえ動かせば良いわけではありません。

まずは、目に映るものが歪まないように
目から入る情報を正確に取り入れられる
インプットから

最後は、やはり言葉なり体なり
指先なりで自分の思うように
アウトプットするところまで。

この一連の流れをスムーズにすることが
ビジョントレーニングです。

そして、

”目は外に飛び出した脳”

という言葉をご存知でしょうか?

実は私たち人間は、お母さんの
お腹の中でまだ体が5mmほどの
大きさの頃に、脳から2本の触覚の
ようなものが伸び、それが目になる
と言われています。

何気なく、見るためについている
目ですが、実は外に出た脳の一部。

と考えると、大切にしたくなりますよね・・。

遊びの中で目への刺激や少ないと
脳への刺激にも直結するので、

体の硬さにも影響を与える場合があります。

逆も然りで、沢山体を動かすことで

目の動きもスムーズに連動しやすかったり
ということもあります。

ぜひ、毎回レッスンでお子さまが
取り組んでいる”アイストレッチ”を

ご家族皆さんで取り組むときには、

アイストレッチを行う前に
一度前屈をして、どこまで手が床に
近づくか?とチェックしてから
始めてみてください。

アイストレッチ後に改めて
前屈をすると、柔らかくなることが
実感できるかもしれません。

さて、今回はとても長くなりましたが
ビジョントレーニングの中では
一見、目とどんな関係があるんだろう?

といったプログラムも沢山あります。

その中には、

自分自身の体を正確に理解していくため
のプログラムだったり
原始反射への刺激だったり・・・

様々な感覚への刺激が含まれています。

正しくみるだけでは不十分。

正しく理解するだけでもまだ不十分。

全身を使って、出来るだけ自分が
思ったように、表現していく

ここまで出来て、見るサイクルが出来上がります。

奥の深い”視覚機能”ですが、

ぜひご理解いただき、レッスンでの取り組みや
お子さまの姿を見ていただけたらと思っています。

それでは、また次回★