こんにちは!
今回は、私自身が沢山の
お子さまと関わる中で
湧き上がってきた、ある疑問をテーマに
皆さまに共有していきます。
子どもたちだけでなく
大人である私も、皆さんも
一度は経験したことがあると思います。
それは、
「暗記が出来ない・・・」
「記憶力が弱い・・・」
「言われたこと(言ったこと)を
忘れてしまう・・・」
といったこと。
お子さまのお悩みの中でも
多いと感じることの一つです。
短期記憶力
思考力
この辺りはビジョンとも
深く結びつきがあるので、
プログラムの中にも入ってきます。
ただ・・・
一つ気になり続けてきたことが
あったのです。
例えば、
「家族といったところ」
「旅行で食べて美味しかったもの」
「週末の過ごし方」
「友だちとの会話」
「言われて嬉しかったこと
逆に、嫌だったこと」
「好きな分野について」
(電車の名前やキャラクターなど)
記憶力が悪いという割に
驚くくらい、興味のあることは
覚えている
といった場合が多々あります。
この姿を通して
全部が全部、記憶として
頭に保存する力が弱いとは
言い切れず、
”覚えなくてはいけないこと”と
”本人の興味やインパクト”
が結びついていないことが
原因である可能性もあると分かったのです。
頭の中に記憶として留めておくためにも
やはり、経験が大切なので
覚えられないという場合には
まずは、お子さまの興味と結びつく内容から
日常に取り入れていくことを
強くオススメします。
食事が好きなお子さまであれば
「昨日の夜ご飯何食べたっけ?
給食はなんだった?」
という問いかけによって、
頭の中に保存されているものを
一度整理して、言葉で伝える
アウトプットという一連の流れが
行われます。
これを日常的に繰り返すだけでも
何かを経験する→頭に保存する
→聞かれることで記憶を呼び戻す
→言葉にして伝える
この思考が行われるため
脳にはかなりいい刺激になります。
好きこそものの上手なれ
と、ことわざでもあるように
勉強に向かう姿勢も
スポーツや対人関係にしても
「楽しい」「好き」「興味がある」
ことが全ての原動力になると
感じています。
「勉強きらーい」と
言っている状態で、
この力はなかなか発揮されません・・・
小学生になると、学校教育の中で
決まった学習についていかなければ
ならないので、どうしても
遅れをとっていること
人より出来ないこと
に目がいってしまいがちですが
どこまでが本来は出来るのか?
どこからが苦手としているのか?
どんな話ならノリノリで
話してくれるのか?
と、探って見極めていくことも
興味を引き出す第一歩となります。
その上で、勉強に対しても
どこかのポイントで
「分かった!これ面白いかも」
と興味スイッチを入れられると
頭の中に保存するという力と
結びついていくことも考えられます。
本当に躓いているのはどこなんだろう
という本質を見極め
子どもたちの興味スイッチを
引き出しくことは
子どもと関わる上では
欠かせないことだと感じますね。
ぜひご家庭の中でも
参考にして取り入れていただけると嬉しいです。
それではまた次回!